コンパウンドによる小傷取り

日々の走行や洗車などで、付いてしまうボディの小傷(ヘアスクラッチ)
この小傷により、ボディの光の反射がボヤケ、艶が無い状態になります
コンパウンドをかけることにより、塗装のクリヤ層を平滑に削り、小傷を
消す事が出来ます

準備

準備として、洗車してボディを綺麗にし、必要に応じて
ねんどクリーナーなどを掛けておきます
コンパウンド掛け

コンパウンドは荒目や細目などがありますが、
塗装を削るため、やりすぎると後戻りできません・・・
ので、ここではボディへのダメージを考え
極細目のモノを使用しました

コンパウンド掛け

磨き方としては、縦方向、横方向、それぞれ同じ回数
往復させる感じで手を動かします

また作業範囲は一度に広範囲を作業せず
30cm四方を目安に行います
拭き上げ

コンパウンドはワックスとは異なり
乾かさずに素早く拭きとってゆきます

やわらかなネル布などのウエスを使用し、ボディの
仕上がりを見ながら拭きとってゆきます
この作業をボディ全体にわたって進めましょう

写真では分かりにくいですが、細かな傷が減り
かなり艶が戻っています
空や景色が綺麗に写りこむまで
磨きこみました

ここまで来ると、磨いている自分の顔が写る状態です
手作業でそこまで到達出来ていると
至福の瞬間ではないでしょうか
仕上がり

この時点ではボディを保護するモノが無い状態ですので
ワックスやコート剤を塗布してください